酒田鶴岡、庄内で害虫防除と地盤改良の

二足のわらじをはく、

ジオックス+セントラル消毒の菅原です。

今日は、セントラル消毒の

白蟻予防・駆除のお話です。

白蟻業務を生業として38年、

矛盾した一つの思いがあります。

自然環境はもちろん、

人が生活する環境には、

出来る事なら

薬剤を使用したくないのです！

農産物では、

無農薬

有機栽培

低農薬

の農産物も多く出回るようになりましたが、

はたして、

虫の付いたものを

食害や病痕のあるものを

実際購入される方は何％でしょうか？

それが、大事な財産である住宅では？

最近　自然素材の住宅

高気密高断熱住宅

コンクリート住宅等、しろありが多発しています。

もし、白蟻・キクイムシ等が発生し食害を受けても

気にしない・クレームも出さない、

建主がいるでしょうか？

０％です！

大問題になり裁判沙汰になることも

建て主の怒りは大きいのです。

しろありやその他の害虫が

発生していない住宅を

発生している住宅を

数多く調査してきました。

そこには共通点があります！

構造や建材資材について

私どもが色々な提言をしても通らないのが現実です！

基礎断熱工法の断熱材の被害

　↓

薬剤を使用しないで木材害虫を予防・駆除する方法を

できればと考えますが確証は未だに掴めていません。

一つの方法は、

被害にあったら部材交換、

修繕を繰り返す事です。

白蟻・羽蟻は物理的に除く⇒清掃する

かかりますから、

それがなかなか難しい事なのです。

致し方なく化学薬剤を使用している訳ですが、

将来、住宅構造による害虫の予防が

出来れば良いのになぁ～と考える次第です。

駆除は、未だに薬剤等に頼らなければなりませんが、

少量で効果を発揮する方向に向かうのではと考えます。

＊自然物でも毒性やアレルギーの

　一因となる物質もあります。

偏重したナチュラル志向も危険です！

ケミカル=有害⇒悪　

　↑

　この方程式は成り立ちません！

化学薬品の安全性は安全データシートにより

担保されていますが要するに安全性の高い薬剤による

熟練したプロの施工が必要だ！という事です。